アメリカンガレージ!ヴィンテージな雰囲気に!「ARMS FACTORY」のDIY!
宿場町があった歴史を感じさせる懐かしい雰囲気のお店が立ち並ぶ甲州街道。
この甲州街道沿いを八王子駅から西八王子駅方面に歩いていると、
16号と交差する右手にアメリカンなイメージのおしゃれなお店が目に飛び込んできます。
今回ご紹介するのは、ギターメーカーのCOMBAT GUITARSの直営店として
2014年9月にオープンしたギターショップ“ARMS FACTORY”です。
このお店はなんとCOMBAT GUITARS代表の本田社長が作り上げたのだそうです。
魅力的な空間を想い通りに仕上げる本田社長のセンスを感じられるお店は、どのように創られたのでしょうか。
ーー元々は、どのような建物だったのでしょうか?
元々は布団屋で、その後に、整体院・ラーメン屋が入っていたそうです。
ラーメン屋の排水の関係か、床が歪んでいたので少し厚みのあるフロアタイルを貼りました。
ーー普段からギターを作っていてものづくりが好きだからDIYでお店を作ってみようと思ったのですか?
好きだからというよりも作れちゃうでしょと思って作りました(笑)
お店のイメージがカチッとしている感じではなく、いい意味で雑な作りの味のある感じにしたかったのと
家具にしても、既製品だとイメージ通りのものがなく、
どこかで妥協をしなければいけなくなるけど自分で作るとそういうことはなくなるので作りました。
普段からお客様のイメージを形にするオーダーメイドのギターを作っているので、
特にそういう思いは強いし、得意かなと思います。
ーー店舗の完成形のイメージ作り、その際に参考にしたものがありましたら教えてください。
インテリア関係の雑誌を2、3冊買いました。
アメリカンな感じ、アメリカンガレージのイメージというのが決まってからは、
“アメリカンガレージ”をネットで検索してイメージを膨らませ参考にしました。
青いトタンは、ワンポイントで使ったらかっこよさそうだと思い、
ホームセンターに探しに行ったら、あれーいい色があるなーと
一目で気に入りました。この青は元々の色なんですよ。
トタンの値段は1,000円くらいなんですけど、トタンを切るはさみは本体は、より高かったです(笑)
ちなみに、この扉は窓からの景観が良くなかったので作っちゃいました。
木の色は個体差がある、白っぽい木で揃えるのではなくて、わざと赤味のある木も混ぜて壁に打ち付け、
塗料は、ウッドデッキなどに使う浸透性の高いものを使いました。
浸透性のある塗料をムラに塗ることで、元々木が持っている木目・色が透け、
無垢の木が生きて、味が出てかっこよくなるようにしてあります。
ーーこのカウンターも手作りなんですか?
そうです。カウンターは、作業的にどうしても必要だったので作りました。
バーっぽいイメージになるように作ったら、さらにお酒があったらかっこいいなと思い、
カップボードを作りお酒をディスプレイしました。
木材はロイヤルホームセンターで購入して、全体で5~6種類位使っています。
壁などに貼っている木材は、わざと隙間をあけた方が
ぴっちりと貼るよりかっこよく仕上がるんですよ。
ーー完成まではどのくらいかかったのでしょうか?
仕事の合間に飛び飛びでやったので1ヵ月位です。詰めて作ったらきっと1週間でできますね。
ちなみに、このドラム缶は他のものを買いにホームセンターに行った時にたまたま見つけて、
元々使うつもりはなかったけど、トタンを付けた後に雰囲気に合いそうと思い、3,000円位で購入しました。
緑色はもともとの色で、カッティングシートを付けてアレンジしています。
アメリカンガレージのイメージにぴったりで、気に入っています。
ーー最後に、今回DIYでお店を作って、よかったことや失敗したなということがありましたら教えてください。
よかったことは、自分のイメージをそのまま形にできることです。
失敗したなとか悪いところは今のところありません。
ARMS FACTORY
〒 192-0053
東京都八王子市八幡町13−1 錦ビル1F
HP http://www.combat-guitars.com/af-top.html
営業時間/10:00~20:00
定休/無休
前後の記事へのリンク
戻る